今と未来と時間軸

最近、ハッとすることがあった。



3月に前任のAさんから今のお仕事を引き継いだ。2月くらいから彼女は

「(私)さんに引き継いでおりますのでこちらのアドレスも追加お願い致します」

などとお知らせしていたし、もちろん退職の際には

「後任は(私)さんとなりますのでどうぞよろしくお願い致します」

とお取引先に連絡をしていた。

連絡手段は9割メール。まぁ引き継いで数ヶ月はもちろん彼女の名前で連絡が来ることが多かった。私も特に「ワタシが後任なんで!!」みたいにガッついて名乗らずスルーしていた。慣れてくれば先方も私の名前をきちんと使って連絡してくださるようになった。


ところがどっこい。


最近数名の方からAさん宛のメールをいただいた。引き継いで半年が経とうとしていたのに、なぜか立て続けにそういうことがあって(しかも割と馴染みのお取引先から)流石に少し驚いたし、正直イラっとした。


なんで今??


と思って数日後、気づいた。

Aさんの名字と、今お付き合いしている彼の名字は一緒である。

彼とは、夫婦になるためにお付き合いしている。もちろんこれから段取りはいくつか踏むが、お互いの中では既に "旦那と嫁" の認識でいる。

つまりこれは、私の意識と私の未来が作用している現実なのだ。


嫁である意識  × 彼の姓に入っている未来の私

= 前任Aさんの名字(=彼の姓)宛のメールを受け取る今現実の私


こういう現実を目の当たりにすると、たくさんの方が仰ってる「私たちは並行して無数の時間軸を生きている」という話がよく分かる。現実に起こることはサインでしかない。

"正直イラっとした" 私はつまり、まだ自分に訪れる変化に腰が引けているということだ。ここに気付かないといけない。己の潜在意識(自分の描く幸せ)に対して現状維持の作用が働いていることを自覚しなければならない。

大切なのは "自分の置かれている現状" を把握することであって、

名前を間違える取引先に腹を立てることでも、及び腰である自分を責めることでもない。

「今私は、自分の人生が変化することを恐れている」という事実を噛み締め、そうやって恐れを抱いている自分と手を取り合って、望む未来に向かうこと。先述した出来事は有難いことに、"彼と夫婦になるのは確実な未来" ということも教えてくれているしね。


時に未来は、予期せぬ形で今あなたの目の前に現れる。

現れたら、今の自分との擦り合わせチャンスだよ♡







Kiss, Hug and Smile.

ミーハー偏屈オンナによる素直な文章、いかが?

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