まだ見ぬ世界に連れてって sean3

この記事を読む前に…

衝撃的な出逢いについて書いたsean1 はこちら♡

庭様の回答に雷が走ったsean2 はこちら♡


華金の会社終わり、私は迷うことなく銀座GUCCIへ。

こんなサラッと言ってるけど、もちろん初入店。この手のエントランスにお兄さん立ってる系路面店はアバクロだって入ったことない!でもそこは意外にサラッと緊張もなく入店。入ってキョロキョロしてると、一人の店員さんが声をかけてくださいました。TIAN、GGblooms、blooms print のお財布を全部拝見していると、要点をついて必要なことだけ説明してくれるこの店員さんが教えてくださいました。

「TIANは天国、bloomsはnew life、新しいスタートにピッタリ。」

うーん甲乙つけがたい!お財布の少ない面積で柄が映えるのは、やっぱりblooms。でもやっぱりTIANが欲しい。女性物の長財布は大きいし男性ものの長財布にしよっかな。なんて唸っていると、また一言。

「もしTIANが好きならこっちの長財布の方が綺麗、それに女性はバッグにお財布を入れるからしっかり締まる方がいい。」

なんて的確なことだけを言う店員さんなんだろう。と感心して、また来ます、と告げるとお名刺を渡されました。何かあったら彼にお願いしよう、そう決めて私はお店を後に。


実物を見た感想は「大きいなぁ」でした。今使っているお財布が掌の収まりがとってもいいので、とても大きく感じたんですね。まだウダウダ抵抗したいんだな、とも素直に受け取りました笑。そこで私は、一度TIANから離れ、別のお財布を探してみることに。もっとも私が惹かれているのはTIANの絵なので、その意味ではスカーフが最適なグッズだとも思っていました。

ところがビックリ。TIAN以外のお財布に一切の魅力を感じなくなっている自分がいました。お手頃なものからハイブランド、日本製のものまでネットサーフィンしましたが、TIAN以上に心がトキメクお財布がない。

もう抗えない、逃げられない。手に入れるしかないんだ。


そう腹を決めた私は、勇気を出してある提案を両親にします。

「誕生日プレゼントとして、私にいくらかカンパしてくれないか。」

こんなこと両親にいうのは生まれてはじめて。プレゼントを指名するなんてしたことない、ましてや物の代わりに現金をくれだなんて、今までの私だったら口が裂けても言えない。でも私は、この機会を特別なものにするために家族の協力が不可欠だと思っていました。私自身で買うこともできる、これを買ってくれと強請ることもできたかもしれない。でも、そうじゃない。今まで出来なかったことを、自分自身に許可してあげたい。両親に力を貸してくれだなんて(当たり前のこと過ぎて)、今まで口が避けなきゃ言えなかった。でもそれを、もっと笑顔で前向きにできる自分になりたい。私にとってはそれなりの金額だったけど無茶な額ではなかったので、払うからには現金でお支払いしたいと思っていました。だからこそ、その行為に想いをのせたかったんです。家族と自分の想いで手に入れるものが、素晴らしいものにならない訳がない。

私がこのTIANをベタ褒めしているのを知っていたからか、両親はなんともあっさり、とっても好意的にお金を渡してくれました。驚いたことにまだ学生の妹まで、少しだけどと。みんなの気持ちが嬉しくって、そのお金が他のお札と混ざらないように、お財布にしまいました。

とは言え、来店から2週間ほど過ぎていたので在庫の確認と確保をしなければ!と思い立ち、先日頂いたお名刺の先にメール。すると幸運なことに再入荷したばかり!お一つお取り置きいただけることに♡


思い起こせばこの冬から、欲しいと思ったものが自分の手元に届くまでいつも時間がかかった。あなたが欲しい!とご指名してからその場で手に入らずに待たされることばっかり。でもそれは、

りえちゃんが自分自身を生きていないから、ものが宛名にたどり着けない。」by依子さん

この世界で、しっかりと、他の誰でもなく自分自身を生きれば、私が欲しいものはすぐに手に入る。


私とTIANを結ぶ道は、完璧に整いました。

あとは、私がお迎えに行くだけ。


〜つづく〜


☺︎おまけ☺︎

額に入れて飾っておきたいくらい美しいスカーフ。やっぱり欲しいな。←

私が迷っていたblooms!これも最高に可愛いよね♡

Kiss, Hug and Smile.

ミーハー偏屈オンナによる素直な文章、いかが?

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